Tebisでレーザー焼入れ向けのNCプログラムを作成スチールおよび鋳鋼の、高い負荷がかかる一部領域に照準を合わせた硬化は通常、後処理を必要としません。従って、プレス金型、樹脂金型、機械加工の単品部品を、焼入れされていない状態で製造することができます。これにより、トリムスチール、コインニングスチール、ドローイングパンチおよびダイのトリムエッジの製造が簡単になります。そして、高い負荷のかかる凸R部や成型プレートの一部表面など、局部を正確に焼き入れることができます。
製造準備まで含む、完全に統合されたソリューションで、面上一定のガイドカーブを自動で作成します。続いて、干渉チェックの機能を用いて、レーザー焼入れ向けのNCプログラムを簡単で直感的に算出します。その際、8軸までの機械およびロボットを直接操作することができます。ビーム形状および、素材、レーザー性能、温度、硬化深さなどの技術データは、快適な管理機能に用意されています。レーザーの3Dビーム形状は自動で接線連続となり、ビームの重なりが回避されます。焼入れビームの傾斜軸は直接指定することも可能で、自動あるいは手動で、補完法により数値を求めることができます。