Tebisは、3Dレーザー加工の課題を克服に役立ちます。形状がどんなに複雑であっても、シートメタルの部品をカットするためのNCパスを迅速で確実に作成できます。他の製品領域、クランプ、あるいは機械コンポーネントとの干渉は発生しません。オフラインのプログラミングで、ティーチング作業と、生産性の低い機械の割り当てを回避します。Tebis CAD/CAMシステムのNCプログラミングを用いて生産性を向上させて下さい。
Tebisは3Dレーザー加工のための加工軌跡を自動で計算を行い、計算結果はいつでも対話形式で変更することができます。開始位置や、マシンヘッドの空間上の位置、トリム加工を施す領域および加工順序まで、自分で柔軟に調整可能です。このようにして、独自の製造ノウハウがプログラミングに統合されます。CADデータと実際の部品との差異(スプリングバック等)にも、迅速に対応することができます。
3Dレーザー加工向けの対話形式によるプログラミングを行う際に、Tebisの提供する豊富な種類の分析機能がお客様をサポートします。こうして、回転角度の推移や領域、また、ビーム角度並びに干渉に関する情報が常に分かるようになります。迅速で円滑な加工のために、加工機の回転運動を簡単に最適化できます。更に、軸角度の制限および機械の回転軸の制限を考慮して製造プロジェクトを調整できます。
Tebisは、3Dレーザー加工に必要な全ての製造機器を、そのままバーチャルモデル として再現するため、常に機械全体の状態が分かるようになります。こうして、マシンヘッドと、製品あるいはクランプとのどのような干渉も見逃しません。Tebisは自動補間の機能を用いて、数多くの干渉を回避します。対話形式で加えられた、レーザー加工パスに関するあらゆる変更に対しても、常に干渉解析が行われます。こうして、5軸機械を用いた加工は全て安全に準備されます。干渉が原因の時間とコストの損失はもう過去のものです。
Tebisは、ビームオンおよびビームオフ、距離センサー、速度、出力、ビーム幅、ガスの配合などといった切断パラメーターの、NCプログラムへの転送など、技術的なサブプログラムをサポートします。同様に、クランプシステムを包括することを目的として、PLCコマンドをNCプログラムに統合することも可能です。こうして、独自の企業特有の技術パラメーターを含む完全なCNCプログラムを、お客様の全ての3Dレーザー加工機向けに、柔軟に作成することができます。
穴、長穴、長方形、三角形、五角形、六角形そしてキーホール等の標準的な定型穴は自動的に認知されます。お客様の利点:これらの標準形状は、サブプログラムとしてNCプログラムに転送されます。こうして、コントローラーおよび5軸機械は、より的確で合理的に動くことができます。
お客様の加工手法は、調整内容および独自の設定内容まで含めて、全てTebisのNCジョブ管理に保存されます。座標変換機能を用いて迅速で簡単に、左右シンメトリーの部品の、3Dレーザー加工向けのNCプログラムが作成できます。その際常に、加工機軸構成のリミットがチェックされます。
CAD/CAMファイルがない過去のレーザー加工プログラムは、Tebisを使うと容易に再作成可能です。NCデータの逆読み機能を用いて、簡単な操作のみでNCファイルから再びNCジョブを作成し、これを更に編集することが可能です。CNCコントローラーから3Dレーザー加工用のNCプログラムに加えられた変更点についても同様のことが言えます。