講演プログラム
2日目にはTebisの顧客であるTofas Türk Otomobil Fabrikasi A.S.、RSB Rationelle Stahlbearbeitung GmbH & Co. KG 、Modelleria Modenese S.R.L、Modenaが、各自の興味深い仕事ぶりと、その際いかにTebisのソフトウェアおよびサービスがこれをサポートしているのかを紹介しました。
Tebisによる講演では、デジタルツイン、インダストリー4.0および製造の機械学習が今後もたらすメリットなどについての話が行われました。
さらにモデル製造、金型製造および機械製造分野における顧客プロジェクトで、データ処理、NCプログラミング並びに機械加工に関して35 %~90 %までの時間短縮が可能となったことが示されました。プロセスインプリメンテーションやキーユーザーサービスなどといったサービスオプションのサポートにより、これらの成果が得られます。
テーマブース
イベントのテーマである「効率および自動化」に相応しく、テーマブースでは、ルーチン業務をいかにCADおよびCAMで標準化して、さらにこれを自動化できるのかが示されました。こうして作業が簡易化されることにより、プロセスにおける安全性の向上および、NC検証の統合が可能になります。バーチャルのデータ処理からNCプログラミング、セットアップ、機械上での加工そして最後の自動品質管理に至るまで、標準化がもたらすメリットをプロセスチェーン全体で実感できます。
さらなるテーマとして、製品の完全な加工のために旋削・切削加工機を投入するメリットにも焦点が当てられました。これらの加工機を利用すると、確実なCAD/CAMプロセスにより、リードタイムの削減、精度の向上そしてプロセスの安全性の向上などといったメリットがもたらされます。