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    27.06.2024

    Shape the Future

    2024年Tebis オープンハウスのインパルス

    未来を形作る―シェイプ・ザ・フューチャー

    情報収集、経験交流、ネットワーキングを目的として、400名超のお客様が2024年6月12~13日に開催されたTebis オープンハウスを訪れました。「未来を形作る―シェイプ・ザ・フューチャー」のテーマのもと、有益な講演および、充実した展示会が行われました。来場者には、オープンハウス向けに特別に用意されたTebifairアプリを通して情報が提供されました。

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    有益な講演プログラム

    一番最初に、Tebis AGのCEOであるThomas Wrede教授が、キーノートを用いたプレゼンテーションの中で来場者に対して、業界の未来の形成に積極的に関与し、新技術がもたらすチャンスを利用するよう奮起を促しました。

    続いてミュンヘン・ディンゴルフィング BMW WerkzeugbauのJürgen Strohmeier代表が、エンジニアリング、設計、機械加工並びに組立そして運用開始をプランニングによって最適にネットワーク化し、評価される工具製造を実現させる方法について報告しました。

    ポッドキャスト「未来の工場 (Fabrik der Zukunft)」のホストを努めるTobias Herwig氏は、製造領域におけるイノベーションの実現が困難な理由を説明した上で、それでも成功するために必要なステップ示しました。

    Gedia Gebrüder Dingerkus GmbH の工具エンジニアリング部長Ralf Hesener氏は、計画・管理システムを導入するにあたり必要となるリソースおよびこれに要する時間について説明しました。

    SCHAUFLER Tooling GmbH & Co. KGの代表取締役を務めるJoachim Schuster教授は、CAD/CAMシステムが、標準化された製造および達成可能な品質にどのような影響を与えうるかを示しました。

    tooling cooperation GmbHの代表取締役Johannes Peter氏およびPhilip Schwinn氏は、工具メーカーの提携がもたらす安全性、スピード、製品ラインナップにおけるプラスポイントに関する報告を行いました。

    2日目にはSchäfer Holding GmbHのFrank Diekmann代表取締役が、製造プロセスに影響を与える要素及び、最適化に必要なステップの見定め方を説明しました。

    Eines CANELA S.LのAlex Canelaマネージングパートナーは切削工具の製造における課題を述べ、さらにTebisを用いた自動化によりこの課題をどのように克服できるのかを示しました。

    ミュンヘン工科大学成形技術・鋳造工学研究室のWolfram Volk主任教授は、自動車産業向けのギガキャストにおける大型ダイカスト部品の機能および費用対効果に影響を与える要因を説明しました。

    充実した展示会

    現在および未来の製造プロセスに影響を与える、6つのテーマに関する展示会が行われました。

    Cloud & SaaS
    Tebifairアプリのみならず、現在進行中のCAD/CAMおよびMESの開発プロジェクトの情報も参加者に提供されました。クラウド技術に着目したプロジェクトで、ユーザーは、より大きなメリットが享受できるようになります。

    自動化
    Tebisコンサルティングチームが来場者向けに、プロセス品質に関する簡単な分析を行い、最短での改善の可能性が高いテーマに関する具体的な情報を提示しました。さらに、例えばパラメトリックデザインやリバースエンジニアリング、自動NC準備、テンプレート技術、そしてインテリジェントで確実な2~8軸の加工機能など、CAD/CAMのあらゆる最新技術も体験できました。

    デジタル化 & ネットワーク
    ここでは、プランニングおよびワークフローをいかにデジタルで柔軟に再現できるかを示しました。デジタルツイン、シミュレーション、確実な製造を可能にする加工機上での測定などのテーマも取り扱われました。また、各企業がこれらのテーマを実際に成功させるための戦略や最適な実施方法についてもアドバイスが行われました。

    人工知能
    来場者は中でも特に、最新の研究プロジェクトであるアクティブサーフェスおよび製造準備に高い関心を示しました。

    グローバリゼーション
    ここでは、例えばクラウド内におけるサプライヤーとの接続など、グローバリゼーションに伴う課題を克服するための最適な戦略を見つける方法についてアドバイスを行いました。

    サステナビリティ
    グリーンラウンジでは、未来志向のアプローチおよびサステナブルでグリーンな未来のための戦略を紹介しました。充実した情報交換の場となるのみならず、持続可能性に関する具体的なアドバイスも提供されました。

    未来の製造プロセス

    来場者はTebifairアプリの、独自にカスタマイズされたコインを制作することのできる、高度に自動化されたデジタルなプロセスソリューションを利用し、全てのプロセスをリアルタイムで追跡することができました。

    ゲストはアプリを用いて、クラウドベースでMESソフトウェアProLeiS内に合計370の注文を作成しました。これらが自動でスケジュールされ、次に手のあいたNCプログラマーに割り当てられました。

    Tebisで作成されたNCプログラムは自動で登録され、これが当社の加工パートナー3社(DMG MORI、GROB、Hermle)のうちのどれか1社向けに、交互に送信されました。

    その際サプライヤーポータルを用いると、受け付けた注文のリストや関連するNCプログラム、そして納品書にアクセスすることができます。中には、独自のMESソリューションをクラウド内で直接ProLeiS に接続するパートナーも見られました。

    外部加工中でも、サプライヤーポータルを介して加工パートナーからの報告が行われるため、ゲストは常に製造状況を追跡することができました。

    提携パートナー

    今回も、当社の提携パートナーがオープンハウスの成功に大きく寄与しました。この場を借りて感謝を申し上げます:

    • AMD Advanced Micro Devices GmbH
    • Aura Tools GmbH
    • Belotti S.p.A.
    • Berthold Hermle AG
    • Carl Zeiss GOM Metrology GmbH
    • DCAM GmbH
    • DMG MORI Pfronten GmbH 並びにDMG MORI Seebach GmbH
    • Dr.Johannes Heidenhain GmbH
    • E. Zoller GmbH & Co. KG
    • F.Zimmermann GmbH並びにEIMA Maschinenbau GmbH
    • FCS Systems SrL
    • Fooke GmbH
    • GROB-WERKE GmbH & Co. KG
    • Gühring KG
    • Hufschmied Zerspanungssysteme GmbH
    • Ingersoll Werkzeuge GmbH
    • Kolb Design Technology GmbH & Co. KG
    • Marktspiegel Werkzeugbau eG
    • MOLDINO Tool Engineering Europe GmbH
    • POKOLM Frästechnik GmbH & Co. KG
    • Renishaw GmbH
    • Schneider Digital e.K.
    • VDWF e.V.
    • Werkzeugmaschinenfabrik WALDRICH COBURG GmbH


    ナイトプログラム

    初日の夜にはEscola de Sambaにより、ドラムワークショップが開催されました。

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    短い時間内に、約100個のドラムを用いて5分程度のサンバのリズムを練習し、披露することができました。その後は、来場者による情報交換およびネットワーキングが行われました。

      



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